硬水と軟水の違いについて

水には主にミネラル成分のカルシウムやマグネシウムが含まれていて、この2つが1000mL中にどれくらい溶けているか表したものを「硬度」として表示しています。(正確には炭酸カルシウムに換算して表したもの)

硬度が高いと一般的に「硬い」などと表現され口に残る様な味がするため「硬水」と言われ、反対に硬度の低い水は「まろやか」などと表現され「軟水」と言われています。
WHO(世界保健機関)の基準では、硬度が120mg/L以下を「軟水」、120mg/L以上を「硬水」とされています。
また硬度0~100mg/Lを軟水、101~300mg/Lを中硬水、301mg/L以上を硬水に分けているところもあります。

さらに硬度が高い水は石けんの泡立ちが悪くなるので、水道水などは炭酸カルシウムの量が300mg/L以下と水質基準で決められているそうです。東京都では水質管理目標設定項目として、おいしさの面から硬度10~100mg/Lが設定されているそうです。

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